Monday, June 22, 2026 7:07 AM

豪エレメント25、ルイジアナの電池材料プロジェクトを見直し

 マンガン開発の豪エレメント25は、EV需要の変化を受けて、ルイジアナ州で進めている高純度硫酸マンガン一水和物(HPMSM)生産プロジェクトを見直している。ロイターが伝えた。

 マンガンはEV用電池の重要な材料。同社のルイジアナ施設は、GMとステランティスの協力と米エネルギー省の支援を受けて開発が進められている。しかし、プロジェクトの日程変更によって納入期限を守れなくなったため、エレメント25はGMと契約条件の見直しを協議中で、並行してステランティスとも契約内容に関する協議を進めている。

 エレメント25のマネジングディレクターは「過去12カ月で市場環境は大きく変化した。主要メーカーがEVやその他のバッテリー市場で採用し始めている新しい電池技術や需要の現状を戦略に反映させることが不可欠」と話している。

 プロジェクト見直しでは、用地の選定や関連契約、金融手続きの完了、建設日程、さらにエネルギー省との補助金契約更新などが検討の対象になる。

 一方、エレメント25はオーストラリアのバチャーバード鉱山でマンガン鉱石採掘事業を拡張している。これでルイジアナのHPMSM施設に向けたマンガン供給や既存のフェロアロイ(合金鉄)市場の顧客向け供給も十分可能になるという。