Tuesday, September 13, 2016 5:43 PM

14万人に緊急食料支援 北朝鮮洪水でWFP

 世界食糧計画(WFP)は13日、北朝鮮北部の洪水被害で被災した14万人に緊急食料支援を実施したことを明らかにした。当初、4万4000人に栄養強化ビスケット7日分や大豆30日分を配布、被害拡大に伴い9万6000人に追加支援した。

 WFPは被災者を約14万人と推計しているが、被害が確認できていない地域もあるため増える可能性があるという。

 WHP当局者は「一つの村落が流されたり、家畜や菜園など全て失ったりした農家がある」と指摘。洪水が収穫期前に発生したことから食料支援が継続的に必要になるとして緊急援助費として120万ドル(約1億2000万円)が、2017年8月までに2100万ドルが必要と見積もっている。(共同)