Wednesday, September 14, 2016 9:51 AM

リオは日本びいき 勤勉、礼儀の好印象

 リオデジャネイロで開催中の第15回パラリンピック夏季大会で、地元ブラジル人観客の日本びいきが目を引く。特定の選手やチームが目当てではない。多くの人がブラジル在住の日系人を通じて「日本人は勤勉、礼儀正しい」との好印象を抱いており、「日本と日本人が大好き」「ジャッパオン!」と声を張り上げている。

 車いすバスケットボール男子の日本も熱狂的な応援を受けた。12日、オーストラリア戦が行われた会場のカリオカアリーナでは、ベアトリセさん(14)が日本の得点のたびに席から立ち上がって拍手した。「日本人の上品な振る舞いに憧れる」

 日の丸の旗を振ったマリアクララさん(15)は「4年後は東京に行って応援できたら最高」と顔を紅潮させた。4大会連続出場で、日本選手団とチームの両方で主将を務める藤本怜央(32)=SUS=は「これまでで最高に支えられている。日本人の頑張りや魂を受け止めてくれているなと感動した」と述べた。(共同)