Wednesday, September 14, 2016 9:53 AM

新日鉄住金が鋼管大量受注 メキシコのパイプライン

 新日鉄住金は14日、テキサス州からメキシコ中部に至るガスパイプライン向けの大径溶接鋼管約35万トン、その素材となる厚板約25万トンの計約60万トンを受注したと発表した。大径溶接鋼管は同社の年間生産能力(70万〜80万トン)の半分程度を占める大量受注で、60万トンはパイプライン約780キロ分という。

 鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)と君津製鉄所(千葉県君津市)で生産し、9月から2017年5月にかけて出荷する。厚板はメキシコのメーカーが鋼管に加工する。パイプラインの操業開始は18年末を予定している。(共同)