Wednesday, July 24, 2019 10:34 AM
「米は日韓対立仲介せず」 補佐官、河野外相に伝達
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が河野太郎外相と22日に会談した際、元徴用工問題や半導体材料の輸出規制強化を巡り対立が深まる日韓関係について、米国として積極的に仲介する意思はないと伝えていたことが分かった。日本政府関係者が24日、明らかにした。外務省幹部は取材に「日本は仲介を求めない」と明言した。米国は日韓の橋渡しに動かない公算が大きい。
関係者によると、河野氏は22日のボルトン氏との会談で、韓国との関係悪化について「元徴用工問題で国と国との約束を破り、仲裁手続きにも応じない韓国に責任がある」と説明。輸出規制強化は安全保障を目的とした正当な措置だと訴えた。
ボルトン氏は「北朝鮮の非核化に向けた日米韓連携に悪影響を与えかねない」と日韓の不和を問題視した上で、当事国間での解決を促した。(共同)
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