Monday, August 12, 2019 10:21 AM

米銃乱射1196人犠牲 66年以降165件、頻度増

 11日付のワシントン・ポストは、1966年以降、米国で起きた銃乱射事件は165件に上り、1196人が犠牲となって死亡、2000人近くが負傷したとする特集記事を掲載した。発生頻度は年々増しており「銃乱射事件は恐ろしいが、もはや驚くことではなくなっている」と指摘している。

 米国では年間約3万6000人が銃関連の事件で死亡しており、乱射事件の犠牲者はそのごく一部に過ぎないという。

 特集記事は、容疑者を除き4人以上が死亡した事件が対象。「現代で最初に起きた乱射事件」と位置付けられることが多い66年8月の南部テキサス州の事件(17人が死亡)から、今月3、4両日に同州とオハイオ州で発生し計31人が死亡した2件までを取り上げた。(共同)