Thursday, September 15, 2016 1:09 PM

厳しい船出、結束し協力 前原、玉木氏が敗戦の弁

 民進党の前原誠司元外相と玉木雄一郎国対副委員長は15日、党代表選を巡りそれぞれ敗戦の弁を語った。前原氏は陣営会合で「残念ながら、この船出はなかなか厳しいものになる。いつ衆院解散があってもおかしくない」と案じた。玉木氏は記者団に「巨大与党には力を合わせて臨むことが大切。一致結束し、新代表に協力する」と語った。

 前原氏の発言は、蓮舫新代表の台湾籍問題も念頭に置いたとみられる。記者団の質問に「国会議員は国を背負っている。説明責任を果たすことが大事だ」と強調した。

 玉木氏は陣営会合で、涙をにじませて支援に感謝。「選挙に強いリーダーを目指して研さんを積む」と再挑戦を誓った。(共同)