Thursday, September 15, 2016 5:44 PM

トランプ氏、4%成長掲げる 減税と規制緩和を強調

 大統領選の共和党候補トランプ氏は15日、ニューヨークで経済政策について演説し「年4%成長を目指す」と述べた。大規模な減税や規制緩和を組み合わせ、経済を活性化すると説明したが、米国の成長率は2000年を最後に4%に届いておらず、実現可能性を疑問視する声も上がりそうだ。

 トランプ氏は「私の経済政策を実行すれば、今後10年間の成長率は平均3.5%に達し、合計2500万人の雇用が生まれる」と強調した。その上で「4%成長を目標に掲げる」と話した。

 防衛費や社会保障費を除く連邦政府の支出を毎年1%ずつ削減する計画を明らかにし、慢性的な財政赤字から脱却できるとの見通しも示した。(共同)