Friday, September 16, 2016 1:11 PM

南スーダン難民100万人に 国連、戦闘再燃で治安悪化

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は16日、南スーダンから逃れた難民が100万人を超えたと発表した。大半は女性や子どもという。同国では首都ジュバで7月上旬にキール大統領派とマシャール前第1副大統領派との戦闘が発生し、治安情勢が急激に悪化している。

 シリアやアフガニスタン、ソマリアに次いで難民が100万人を突破し、UNHCRは「悲しい節目だ」と指摘した。

 UNHCRによると、ジュバで戦闘が再燃した7月以降、18万5000人以上がウガンダなど周辺国に逃れた。住居を追われた国内避難民も累計160万人以上という。(共同)