Friday, September 16, 2016 5:57 PM

辺野古移設推進を維持 米、県側敗訴判決受け

 米国務省のカービー報道官は16日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡る訴訟で、福岡高裁那覇支部が移設に反対する県側の敗訴判決を言い渡したことに関し、日本政府と緊密に連携しながら、移設を推進する方針を「維持する」と強調した。

 カービー氏は移設計画について「運用面、政治面、財政面から唯一の解決策」と指摘。アジア太平洋地域に前方配備されている海兵隊の即応性を維持しながら「普天間の固定化を避けることができる」と理解を求めた。(共同)