Monday, September 19, 2016 10:14 AM

自動運転実用化へ国際協調 G7交通会合、23日開幕

 先進7カ国(G7)交通相会合が23〜25日に長野県軽井沢町で開かれる。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の関連会合で、車の自動運転の早期実用化に向け、技術開発や安全規制づくりに協調して取り組むとした共同宣言を24日午後に採択する予定。

 インフラ老朽化対策として民間資金の活用も打ち出す方向で、各国の自動車メーカーなど企業や研究機関が技術開発の状況を参加する閣僚にPRする場もある。

 自動運転は、人工知能(AI)が周辺の交通状況を把握して、人に代わってハンドルやアクセル、ブレーキを操作する仕組み。交通事故防止や高齢者らの移動を手助けする新技術として注目され、自動車メーカーやIT企業が開発競争を繰り広げている。日本メーカーは2020年をめどの実用化を目指している。(共同)