Thursday, October 10, 2019 10:22 AM

飛行機パーク160万人に 開業1年、にぎわい拠点に

 中部国際空港会社(愛知県常滑市)の犬塚力社長は10日、12日に開業1周年を迎える空港内の飛行機のテーマパーク「フライト・オブ・ドリームズ」で記者会見し、来場者数が年間目標の150万人を超える160万人を突破したと発表した。

 施設では、ボーイングの最新鋭旅客機787の初号機を展示しているほか、客室乗務員など航空関連の職業体験ができ、犬塚社長は「世界的にも珍しい施設で高い評価をいただいた。旅の通過点でなくにぎわいの拠点にしていきたい」と訴えた。

 787は中部地域で機体部品の3分の1を生産しており、施設にはボーイング創業の地であるシアトルの街並みを再現した商業エリアもある。1周年を機に、787の部品を中部空港から米国まで運ぶ大型輸送機「ドリームリフター」の操縦を体験できるシミュレーターを用意するなど展示も順次拡充する。(共同)