Thursday, October 10, 2019 10:23 AM

ICBM発射中断見直しも 北朝鮮、米国をけん制

 北朝鮮の外務省報道官は10日、談話を出し、欧州6カ国が北朝鮮のミサイル発射を非難する声明を出した背景には米国の意向があると反発、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の中断見直しもあり得るとけん制した。

 談話は、米国は米朝実務協議開催を哀願しながら手ぶらで現れ、交渉を決裂させたと批判。さらに米国が追従勢力をそそのかし、ミサイル発射非難声明を発表させたと主張した。

 自衛権にかかわる問題に関する不当な扱いは「米国との信頼構築のために取った重大措置を再考する方向へと押しやっている」とした。(共同)