Monday, September 19, 2016 5:44 PM

米、シリア停戦延長の用意 ロシアに見解要求

 米国務省は19日、米国とロシアが主導したシリア内戦の一時停戦を「延長する用意がある」との声明を出した。シリアのアサド政権軍は「停戦は終了した」との声明を出しているが、国務省は、アサド政権の後ろ盾であるロシアに対し、停戦に関する見解を明らかにするよう求めた。

 米軍主導の有志国連合がアサド政権軍を誤爆した可能性があり、同政権とロシアが反発を強めていた。

 アサド政権と反体制派の一時停戦は12日に発効し、48時間ごとに更新される仕組み。1週間続けば米ロが過激派掃討に向けた軍事協力を始めることになっていたが、実現していない。(共同)