Monday, October 21, 2019 10:21 AM

2隻目の空母「赤城」発見 ミッドウェー海戦で米調査

 太平洋戦争のミッドウェー海戦で沈んだ旧日本海軍の空母「加賀」を北太平洋で発見したとする米調査チームは、音波探知機(ソナー)で水深約5280メートルの周辺海底に2隻目の船影を見つけ、形状や発見場所から空母「赤城」と特定した。担当者が20日、明らかにした。無人探査船で詳しく調べるという。

 ミッドウェー海戦を巡る探査プロジェクトで、撃沈された旧日本海軍の空母が特定されるのは2隻目。空母は他に「蒼龍」「飛龍」が沈んでおり、今後も調査を続ける。

 調査を行っているのは、IT大手マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏=2018年10月死去=が設立した財団「バルカン」。水深約5400メートルの海底で「加賀」を確認していた。(共同)