Tuesday, September 20, 2016 1:10 PM

日米韓外相会談に反発 北朝鮮「報復の意思増大」

 北朝鮮外務省の報道官は20日、日米韓3カ国外相がニューヨークでの会談で核実験を強行した北朝鮮に一層の圧力を加えるため緊密に連携することで一致したことに反発し、「米国とその手下らがわれわれへの制裁・圧迫に執着すればするほど、わが軍隊と人民の報復の意思を増大させるだけだ」と強調した。朝鮮中央通信が伝えた。

 報道官は、北朝鮮の核戦力は「米国の核による脅しを根源的に終わらせる宝剣だ」と主張。核を放棄すれば見返りがあるとの説明は「(米国が)われわれを武装解除させ朝鮮半島を併呑するための術策だ」と述べた。

 また「われわれは強力な対応措置を連発して講じていき、米国の間違った判断を必ず後悔させる」と警告した。(共同)