Wednesday, September 21, 2016 10:22 AM

爆弾使用で容疑者訴追 NY、ノートに「聖戦」

 ニューヨークや隣接するニュージャージー州で起きた爆発事件で、司法当局は20日、警察との銃撃戦の末に拘束されたアハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)を、公共の場での爆発物使用などの容疑で訴追した。容疑者のノートに、爆弾で米政府などに対する「聖戦(ジハード)」を行うとの趣旨の記述があることも判明。イスラム過激思想に影響された連続爆弾テロだったとみられる。

 容疑者は既に警官に対する殺人未遂容疑などで訴追された。リンチ司法長官は事件を「テロ行為」として捜査していると述べた。負傷者数は20日までに計31人となった。

 容疑者はアフガニスタン出身の米国人。司法当局の訴追資料によると、拘束された際に所持していたノートには「おまえ(米国)の抑圧に死を」と記され、米政府への強い敵意がうかがえる。(共同)