Monday, December 02, 2019 9:25 AM

民主混戦、党候補見通せず 指名争い初戦まで2カ月

 【ワシントン共同】来年11月の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の候補者指名争いの初戦、アイオワ州党員集会まで3日で2カ月。新たな参戦者も加わり、17人による大混戦が続く。全米では中道バイデン前副大統領(77)が支持率トップだが、アイオワでは苦戦。順位が激しく入れ替わり、誰が党候補となるか見通せない状況が続いている。

 全米での各種世論調査の平均支持率では、バイデン氏が20%台後半で首位。一時、最左派のウォーレン上院議員(70)に抜かれた。最近は回復基調だが3割を大きく超えることができていない。

ウォーレン氏と、同じ最左派サンダース上院議員(78)が10%台後半で続く。4位の中道で中西部インディアナ州サウスベンドのブティジェッジ市長(37)が11月下旬に初めて2桁台に乗せた。