Wednesday, December 04, 2019 9:28 AM

八村、初のセンターで2桁 複数ポジションで成長期す

 期待のドラフト1巡目新人とはいえ、複数ポジションをこなすのは容易ではない。ウィザーズのブルックス監督は右足を負傷したブライアントに代わり、今季初めて八村をセンターで起用した。1日に続き38分超プレーした八村は、不慣れな役割でも3試合連続の2桁得点としたが、チームは3連敗。「アグレッシブにいったけど惜しい試合になった」と悔やんだ。

 1試合平均でチーム最多のリバウンド数を記録していた主軸の不在を、コートの5人で補う狙いだった。前半で四つ奪った八村も含め、先発全員が5リバウンド以上をマーク。八村は「チーム全体で頑張れた」と一定の手応えをにじませた。

 ブライアントは少なくとも3週間は離脱の見通し。出場時間とともに負担も増しそうだが「こういうことが続く可能性がある。駄目だったところを直せれば」と話し、前向きに捉えている。(共同)