Wednesday, September 21, 2016 5:44 PM

北朝鮮に核放棄要求 IAEA理事会で各国

 国際原子力機関(IAEA)の定例理事会は21日、北朝鮮の核問題を協議した。日米など多数の国が核実験やミサイル発射を「北東アジア地域や平和への脅威で受け入れられない」と非難、北朝鮮に核放棄などを強く求めた。

 在ウィーン国際機関日本政府代表部の北野充大使は核実験などに深刻な懸念を表明、「北朝鮮に(核放棄など)具体的で前向きな対応を迫るため、関係国と共に圧力を強める」と述べた。

 米国の代表は「世界の核不拡散体制や平和と安全保障に挑む行為」と強調。国際社会が包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指して努力するよう求めた国もあった。(共同)