Monday, December 16, 2019 9:26 AM

737MAX生産停止も ボーイング、当局承認難航

 【ニューヨーク共同】ウォールストリート・ジャーナル電子版は15日、航空機大手ボーイングが、2件の墜落事故を起こし運航停止中の最新鋭旅客機737MAXについて、生産の停止か減産の拡大を検討していると伝えた。16日にも方針を公表する見通しという。

 当局による運航再開の承認獲得が難航しているためで、経営陣は生産停止に傾きつつあると報じられている。

 ボーイングは11月に、来年1月にも運航再開できると発表したが、ミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)と米連邦航空局(FAA)のディクソン局長による話し合いが最近行われ、承認は来年2月以降にずれ込むことになったとされる。