Wednesday, September 21, 2016 5:46 PM

米在外投票情報を掲載 キューバ紙、正常化受け

 キューバ共産党機関紙グランマは21日までに、キューバに住む米国有権者向けに大統領選在外投票に関する情報を掲載した。同紙が米国の在外投票情報を掲載するのは初めてとみられる。昨年7月の国交正常化を受けた動き。

 情報は在ハバナ米大使館からとしており、在外手続きや締め切りなどを説明している。

 米メディアによると、大統領選の共和党候補トランプ氏はキューバとの関係正常化に当初賛成の立場だったが、最近の演説ではキューバが政治犯を解放し、政治の自由を国民に保障しない限り、両国の関係正常化を進めるオバマ政権の方針を覆す可能性に言及した。(共同)