Monday, January 13, 2020 9:22 AM

バド桃田選手、顔負傷 マレーシアで交通事故

 【クアラルンプール共同=鈴木理紗】マレーシアの首都クアラルンプール近郊で13日、バドミントンの国際大会で同国を訪れていた男子シングルス、世界ランキング1位の桃田賢斗選手(NTT東日本)らを乗せたワゴン車が大型トラックに追突し、ワゴン車の運転手が死亡、桃田選手は顔などにけがをした。

 マレーシアの警察当局などによると、桃田選手は命に別条はないが、鼻を骨折して唇付近を縫う負傷もした。日本バドミントン協会によると、全身を強く打って顎や眉間にけがをしたが、骨折の情報は入っていない。

 消防当局などによると、13日午前5時ごろ、桃田選手ら日本人3人を乗せたワゴン車がクアラルンプール空港に向け高速道路を移動中に事故が発生。同乗していたトレーナーの森本哲史さんは腕を骨折し、コーチの平山優さんも顔などにけがをした。