Friday, January 24, 2020 9:27 AM

北朝鮮で戦闘機飛行準備か 東部元山、米分析サイト

 【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は23日、最新の衛星写真に基づき、北朝鮮東部元山の葛麻飛行場に戦闘機が集結し、飛行準備をしているとの分析結果を公表した。目的は不明だが、近く飛行訓練が実施される可能性があるとの見方を示した。飛行場では30機以上の機体が確認された。

 38ノースによると、昨年11月に金正恩朝鮮労働党委員長が視察して以降、同飛行場で飛行準備の動きが判明したのは初めて。

 今月17日と21日の衛星写真では、戦闘機ミグ21とミグ17に加え、支援車両がエプロン(駐機場)に止まっているのが確認された。格納庫にはミグ23とみられる機体が保管されているという。