Monday, February 03, 2020 9:23 AM

米大統領選、アイオワで幕開けへ 民主党指名争い混戦

 【デモイン共同】11月投開票の米大統領選は3日(日本時間4日午前)、アイオワ州の党員集会で幕を開ける。民主党は共和党の現職トランプ大統領(73)と対決する党指名候補選びを開始。11人の混戦が続く中、最左派サンダース上院議員(78)、中道バイデン副大統領(77)ら数人が首位をうかがい、左派と中道に割れる民主党がどの候補を選ぶのか注目される。

 トランプ氏のウクライナ疑惑を巡る弾劾裁判が上院で続く中での異例の選挙となった。アイオワで上位に入れなかった候補は最終的に撤退することが多く、今後の選挙戦を占う重要な戦いとなる。

 アイオワの世論調査の平均支持率によると、首位のサンダース氏をバイデン氏やインディアナ州の前サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)、最左派ウォーレン上院議員(70)らが追う。中道クロブシャー上院議員(59)も上位入りを狙う。