Wednesday, February 05, 2020 9:14 AM

偽動画に警告ラベル表示 ツイッター、大統領選控え

 【ニューヨーク共同】短文投稿サイトのツイッターは4日、政治家の映像などを改ざんした動画を含む投稿について、3月5日から警告ラベルを表示すると発表した。米大統領選を控え、偽動画の拡散を防ぐのが狙い。日本も対象に含まれる。

 ツイッターは改ざんされた動画を含む投稿には「操作されたメディア」と表示するほか、リツイート(転載)したり「いいね」を付けたりする前に警告する。偽動画を含む投稿はツイッターで表示されにくくするとしている。

 偽動画対策を巡り、交流サイト大手のフェイスブックも1月、人を欺くことを目的とした偽動画の削除方針を発表。グーグル傘下の動画サイトのユーチューブは2月3日、重大な害を及ぼすような偽動画を削除する方針を示した。具体例として「政治関係者が死亡したように見せかけるために改ざんされた動画」を挙げた。