Tuesday, February 11, 2020 9:26 AM

元ロッテ投手がア軍を提訴 サイン盗みで競技人生損害

 【ニューヨーク共同】大リーグのブルージェイズなどでプレーし、昨季限りでプロ野球ロッテを退団したボルシンガー投手が10日、アストロズが行った不正なサイン盗みが原因で競技人生に損害を被ったとしてロサンゼルス郡の裁判所に提訴した。AP通信などが報じた。

 同投手はアストロズがワールドシリーズを制した2017年のポストシーズンで得た分配金約3000万ドル(約33億円)を子ども向け慈善活動への寄付や引退選手への基金に使うよう求めている。

 同投手は17年8月の敵地でのアストロズ戦で救援登板して4失点と打ち込まれマイナーに降格し、これがメジャー最後の出場となった。ロッテ1年目の18年は13勝2敗と活躍した。