Monday, September 26, 2016 10:29 AM

2候補初戦、高い関心 討論会、前哨戦も過熱

 大統領選の第1回候補者討論会が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク州ヘンプステッドで開かれる。女性初の大統領を目指す民主党のクリントン候補(68)と、政治経験のない共和党のトランプ候補(70)の対決。討論会は10月まで計3回開かれるが、初回の論戦は特に高い関心を集めており、両陣営の前哨戦も過熱している。

 今回のテーマは「米国の進路」「繁栄」「安全保障」の三つ。外交や経済で両候補がどんな政策を訴えるかに加え、議論の応酬や指導者としての人格など、有権者がさまざまな観点から両候補を比較できる場となる。

 選挙戦を左右する大一番を前に、両陣営が神経をとがらせるのが司会の進行だ。両候補に質問しながら、発言の機会を公平にするよう努めるなど、討論会での司会者の役割は重い。発言内容の事実関係を追及するか、単純に受け流すかに司会者の個性も表れる。(共同)