Monday, September 26, 2016 1:13 PM

TPP和訳に不備 外務省が訂正、民進反発

 外務省は26日の民進党会合で、臨時国会で審議する環太平洋連携協定(TPP)文書の和訳に条文が一部抜け落ちるなどの不備が見つかったと明らかにした。同省担当者が訂正を申し入れた。民進党幹部は「訂正なんて認められない。出し直すべきだ」と反発している。

 外務省によると、TPP文書の和訳の3カ所で誤りが判明。輸入品の原産国を決めるルール「原産地規則」に関する条文の一部が抜け落ちていたのをはじめ、条文の重複などがあった。これ以外に、協定の概要を説明した別の文書にも字句の間違いなどが複数見つかったという。(共同)