Monday, September 26, 2016 5:48 PM

9月利上げでも「おかしくなかった」 ダラス連銀総裁

 ダラス連邦準備銀行のカプラン総裁は26日、連邦公開市場委員会(FOMC)は今月の会合で追加利上げの判断をしてもよかったとの認識を示した。「金融緩和をいくらか解除することを望んでいる。9月にそうなってもおかしくなかった」と述べた。ロイター通信が伝えた。

 連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、FOMC声明発表後の記者会見で、低金利の長期化は景気過熱につながるとの懸念を示したが、カプラン総裁は景気過熱をそれほど心配していないと述べたが、低金利の継続は米経済に「歪み」をもたらすとも指摘した。

 テキサス州サンアトニオで行われたテキサス州の銀行協会の年次総会で発言した。カプラン総裁は今年のFOMCでは投票権を持たない。(共同)