Tuesday, March 03, 2020 8:13 AM

ウェイモ、初めて外部から資金調達

 アルファベットの自動運転車(AV)開発部門ウェイモは2日、初めて実施した外部投資ラウンドで22億5000万ドルを調達したと発表した。

 ロイター通信によると、投資したのはアルファベットのほか、カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル、米自動車ディーラー最大手オートネイション、カナダ年金計画投資委員会(CPPIB)、投資会社大手のシルバー・レイク、アンドリーセン・ホロウィッツ、ムバダラ・インベストメントなど。

 ウェイモは自社の評価額については明らかにしなかった。同社は現在、自動運転技術開発のリーダーと見なされているが、ウェイモとその主要ライバルを含め、AV関連ビジネスの大規模構築にはまだ何年もかかるというのがアナリストらの見方だ。

 投資銀行モルガン・スタンレーは2019年9月、AVと技術の商業化に予想より時間がかかっているとの理由で、ウェイモの予想評価額を1750億ドルから1050億ドルに下方修正している。

 ウェイモはまた、自動運転トラック事業の名称が「Waymo Via(ウェイモ・バイア)」であることを明らかにした。