Monday, March 16, 2020 9:50 AM

「国のイメージ変えたい」 アフガン、若者ら新事業

 アフガニスタンの首都カブールで、若者が新たな事業を起こしている。ファッションモデル事務所やカフェが相次ぎ登場。同国ではイスラム教の影響で保守的な風潮が根強いが、経営者は「国のイメージを変えたい」と意気込んでいる。

 「視線を固定するんだ。まばたきもだめ」。カブールのモデル事務所「モデルスタン」で、代表ハメド・バリさん(26)が10〜20代の男女10人にポージングやウオーキングを指導していた。

 バリさんは奨学金を得てインドに留学。2018年に帰国し、モデル事務所を開設した。国内にモデル事務所がなかったため、国から開設許可を得るのも一筋縄ではいかなかった。「モデルとは何かを説明するのに苦労した」と振り返る。(共同)