Thursday, March 19, 2020 10:28 AM
新イージス艦「まや」就役 弾道ミサイル対処能力向上
海上自衛隊の新造イージス艦「まや」の引き渡し式が19日、横浜市のジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で開かれた。海自艦として初めて、日米共同開発の改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を搭載でき、弾道ミサイル対処能力が向上する。
海自のイージス艦は、まやで7隻目となり、横須賀基地(神奈川県)に配備。来年3月に同型艦「はぐろ」が就役すると、2013年12月閣議決定の防衛大綱で打ち出された8隻体制が整う。
海自によると、2Aは従来のイージス艦搭載のミサイルよりも運動性能が上がり、防護範囲も大幅に広がる。まやは、敵のミサイルや航空機の高精度な位置情報を共有する「共同交戦能力(CEC)システム」を採用し、米軍との情報共有も検討する。(共同)
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