Tuesday, March 24, 2020 10:26 AM

三鉄に補助金1.9億円 復興の象徴、開通から1年

 岩手県の第三セクター三陸鉄道は23日、過去の損失を穴埋めするための補助金として、県と沿線自治体から計1億9200万円を受けると明らかにした。これにより、2019年度決算の純損益は4年ぶりの黒字に転換する見通しとなった。

 三鉄が運行するリアス線は東日本大震災からの「復興の象徴」とも呼ばれ、23日に開通から1年を迎えた。

 三鉄によると、北リアス線と南リアス線を開業した1984年度から2018年度末までに累積した損失を、補助金で解消できることになった。(共同)