Tuesday, March 24, 2020 10:27 AM

防衛相「昨年8月と同型」 21日の北朝鮮ミサイル

 河野太郎防衛相は24日の記者会見で、北朝鮮が21日に発射した2発の短距離弾道ミサイルについて、昨年8月10日と同16日に発射されたものと同型だったと明らかにした。防衛省はこれまで昨年8月10、16日の発射に関し、命中精度が高い米国の戦術地対地ミサイル(ATACMS)と類似しているとしている。同省はミサイルの軌道などの分析を続ける。

 防衛省によると、21日のミサイルは固体燃料推進方式で、北朝鮮が保有するミサイル「スカッド」の軌道よりも低い高度を約400キロ飛んだと推定している。(共同)