Wednesday, March 25, 2020 10:13 AM

介護士、外国人の合格増 EPA、3カ国で337人

 厚生労働省は25日、2019年度の介護福祉士国家試験で、経済連携協定(EPA)に基づき来日したインドネシア、フィリピン、ベトナムの337人が合格したと発表した。18年度の266人から71人増え、過去最多を更新した。合格率は44.5%だった。

 EPAで来日した場合、日本語研修を受け、介護施設で働くなどした上で国家試験を受ける。国別の合格者数はベトナムが138人、インドネシアが107人、フィリピンが92人だった。

 合格率はベトナムが90.8%、インドネシアが36.5%、フィリピンが29.4%。ベトナムが突出する背景には、他の2カ国と比べて来日前の日本語研修が長いことがあるとみられる。(共同)