Wednesday, March 25, 2020 10:16 AM

シーク教徒襲撃、4人死亡 アフガン首都、ISが声明

 【イスラマバード共同】アフガニスタンの首都カブール中心部で25日、武装集団が同国で少数派のシーク教徒の礼拝施設を襲撃した。救出活動に当たった治安当局と武装勢力の間で銃撃戦も発生。AP通信によると少なくとも4人が死亡し、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を認める声明を出した。

 襲撃発生時、施設にはシーク教徒ら約150人が礼拝のため集まっていた。数回、爆発が起きたとの報道もある。反政府武装勢力タリバンの報道担当者はツイッターで犯行を否定した。

 6日にカブールで少なくとも32人が死亡した少数派ハザラ人指導者の追悼式への襲撃や、2018年に東部ジャララバードでシーク教徒の車両が標的になった自爆テロでも、ISは犯行を認めている。