Friday, March 27, 2020 10:24 AM

世界陸上、22年に変更も 五輪延期で柔軟に協力

 ワールドアスレチックス(世界陸連)のセバスチャン・コー会長(63)=英国=は27日、東京五輪の1年程度の延期により、来年8月にオレゴン州ユージンで開催予定の世界選手権について「柔軟性が重要だ」と話し、必要に応じて2022年に日程を変更する意向を明らかにした。共同通信などとの電話形式インタビューで述べた。

 世界選手権を22年大会に移行した場合、23年大会(ブダペスト)との2年連続開催でも「対応は可能だ」との認識を示した。

 12年ロンドン五輪を大会組織委員会会長として成功に導いたコー氏は、新型コロナウイルスの感染拡大で五輪延期を決めた国際オリンピック委員会(IOC)の判断を全面的に支持。五輪の新たな日程調整で協力姿勢を強調した。(共同)