Wednesday, April 01, 2020 10:00 AM
多くのアマがプロ断念へ ドラフトが大幅縮小
開幕延期など大リーグに多大な影響を与えている新型コロナウイルスの感染拡大は、プロ入りを目指すアマチュア選手にも暗い影を落としている。例年は40巡目まで指名可能なドラフト会議が今年は5巡目までに削減される可能性があり、今年は多くの選手がプロ入りの夢を断念せざるを得なくなりそうだ。
開幕延期で球団側は大幅な減収が見込まれ、契約金の抑制を図っている。大リーグ機構と条件面で合意した選手会のクラーク専務理事はニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に「完璧な形ではないが、アマの流入を保つことはできた」と苦渋交じりに述べた。
あるスカウトは「選手は長い間、プロを目指して努力してきた。大きな損失だ」と代弁する。各球団に定められた契約金の総額も大幅に縮小され、指名された選手は今年、最高10万ドル(約1080万円)しか受け取れず、残りは2年間で分割して支払われる。(共同)
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