Thursday, April 09, 2020 10:21 AM
大統領戦、コロナで大揺れ ネット集会や郵送投票
【ワシントン共同】米大統領選の選挙戦は新型コロナウイルス感染拡大で様変わりした。主戦場の集会はインターネットに移行。予備選を完全郵送投票に決める州も増え、民主、共和両党が候補を正式指名する8月の党大会の開催を危ぶむ声も。11月の本選で郵送投票の拡大を求める意見も出るなど大きく揺れている。
民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は5日、党大会をネット開催にするかどうか検討が必要だと提案した。新型コロナへの懸念から「1万〜3万人を一つの場所に収容できないだろう」と強調。当日の主役の発言だけに大きな注目を集めた。
大統領は憲法で任期が1月20日正午に始まると規定され、選挙期日が連邦法で定められていることから延期は難しい。トランプ大統領(73)も否定している。そのため今回の大統領選では郵送投票の拡大を求める意見が増えている。
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