Thursday, April 09, 2020 10:21 AM

3飛行士を宇宙に打ち上げ 感染厳戒、ステーションへ

 【モスクワ共同】ロシア宇宙当局は9日、米露3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズロケットを中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向け打ち上げた。地球で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、飛行士が感染しないよう厳戒態勢下の出発となった。

 3人を乗せた宇宙船は、日本時間10日午前1時15分に宇宙ステーションとドッキングする予定。

 ロシア人のアナトリー・イワニシン、イワン・ワグネル、米国人のクリス・キャシディの3飛行士は1カ月以上、外部との接触をほぼ完全に絶った環境で出発に向け準備してきた。接触した関係者は常に新型ウイルスのチェックを受けていたという。