Tuesday, April 14, 2020 10:31 AM
世界経済に4兆ドル影響 アジア開銀、財政支援へ
【マニラ共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)の浅川雅嗣総裁は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響は最大約4兆ドル(約430兆円)に上るとの試算を示し、国際通貨基金(IMF)や世界銀行と協調して加盟国・地域への財政支援を進める考えを表明した。
浅川氏は「通貨危機に発展させてはいけない」と強調。国境封鎖や移動制限などグローバリズムと逆行する流れになっていると指摘した上で「終わらなかったパンデミック(世界的大流行)はなく、終息すれば元の軌道に戻る。それまでの落ち込みを防ぐための迅速な財政支援が重要だ」と述べた。
ADBは13日、総額200億ドル(約2兆1000億円)の緊急融資を行うと発表した。このうち180億ドル(約1兆9000億円)は政府向けで、低所得者層の生計支援や医療機器の購入などに活用してもらう。加盟国・地域から聞き取った必要額を積み上げて算出したといい、不足すれば追加融資も検討する。
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