Thursday, April 16, 2020 10:35 AM

MLBサイト、背番号42に敬意 自粛の中でJ・ロビンソン・デー

 【ニューヨーク共同】大リーグは15日、ジャッキー・ロビンソンが初の黒人選手としてプレーした日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕を見合わせている中、メジャー公式サイトは多くの選手の背番号表示をロビンソンの現役時代の「42」に変更する形で、「人種の壁」を破った功績に敬意を表した。

 ロビンソンは1947年にブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)で内野手としてデビューし、初代新人王に輝いた。現役引退後は黒人の公民権運動にも影響を与え、62年に米国野球殿堂入り。72年に53歳で死去した。

 デビュー50周年の97年に全球団で42が永久欠番となり、今では4月15日に全選手が背番号42でプレーする。大リーグの公式ツイッターは殿堂入り時の「このような栄誉に輝くことは全く考えたこともなかった」との肉声を紹介した。