Friday, April 17, 2020 9:59 AM

MLB選手、400万食超寄付へ コロナで休校の児童や生徒を支援

 【ニューヨーク共同】大リーグ機構(MLB)は16日、新型コロナウイルスの感染拡大による児童、生徒の食糧支援のために全30球団から50人余りの選手らが代表となって93万7100ドル(約1億円)を集め、慈善団体と協力して400万食分以上を寄付すると発表した。

 昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたアストロズのバーランダーや、ドジャースのカーショーらが名を連ねている。米国とカナダでは2000万人以上の児童、生徒に学校給食が提供されているが、ウイルスの感染拡大による休校措置で影響を受けている。

 児童を支援する民間非営利団体(NPO)の運営に携わるカージナルスのウェインライトは「フィールド上では競い合うが、そこを離れれば一つの大きな家族だ」と団結を強調した。