Tuesday, April 21, 2020 10:18 AM

米大統領が韓国負担増要求 軍駐留費で提案拒否

 【ワシントン共同】トランプ大統領は20日の記者会見で、2020年以降の在韓米軍駐留費の負担割合を巡る韓国側の提案を拒否したと明言し、韓国側の負担割合を増やすべきだとの考えを表明した。交渉に強い意欲を自ら示したことで、難航する交渉がさらに長期化する恐れがある。

 在日米軍の駐留費を巡る交渉も今年始まる。米側は日本にも大幅な負担増を求める方針で、先行する米韓の交渉に注目が集まっている。

 トランプ氏は米韓交渉に関し「韓国は一定の金額を提案したが、私は拒否した」と強調。「私たちは素晴らしい関係を築いているが、公平、公正でなければならない」と述べ、韓国側は負担割合をさらに増やす必要があるとの考えを示した。