Thursday, September 29, 2016 10:04 AM

米GDP1.4%増 4〜6月期、上方修正

 米商務省が29日発表した4〜6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は、年率換算で前期比1.4%増だった。改定値から0.3ポイント上方修正され、市場予想の1.3%増を上回った。昨年7〜9月期以来3四半期ぶりの大きな伸び率だった。

 0.8%増だった1〜3月期から加速し、4四半期ぶりに伸びが拡大。消費が堅調さを維持する一方、輸出のほか、弱さが指摘されてきた企業の在庫投資や設備投資がいずれも上方修正された。

 連邦準備制度理事会(FRB)は7月以降、一段の持ち直し見込み、年内追加利上げを検討。市場では、7〜9月期に2%超の成長を予想する声が多い。(共同)