Friday, April 24, 2020 10:29 AM

米資金停止は大きな支障 中国、WHO問題で批判

 【北京共同】中国外務省の耿爽副報道局長は24日、世界保健機関(WHO)が改革を実施しなければ米国が資金拠出を再開しない可能性があるとの考えをポンペオ米国務長官が示したことについて「感染症対策での世界各国の協力に大きな支障をもたらす」と批判した。

 耿氏は記者会見で、欧州諸国や日本など「多くの国のリーダーがWHOへの支持を表明している」と指摘。「米国はWHOの最大の出資国であることを鼻にかけ、言うことを聞くものだと思っている。典型的な覇権主義的な心理だ」と述べた。

 米国はWHOが中国寄りだとの批判を強めている。