Tuesday, May 05, 2020 9:47 AM

ステルス爆撃機、秋公開か 中国、香港紙が報道

 【北京共同】香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは5日までに、中国が開発を進めてきた長距離戦略ステルス爆撃機「轟20」を、今年11月に広東省珠海市で開かれる予定の国際航空宇宙ショーで公開する可能性があると報じた。

 消息筋の情報として、年内にも配備の準備が整うとの見通しを伝えた。一方で、新型コロナウイルス感染症を巡って米国との緊張が高まる中、指導部が配備に関して慎重に検討しているとの分析もあるとした。

 轟20は核ミサイルを搭載可能で、航続距離は8500キロ以上とみられている。従来の空軍の爆撃機「轟6K」に比べて攻撃可能な範囲が倍増し、日本やグアムの米軍基地に到達できるとされる。