Thursday, September 29, 2016 1:04 PM

利上げ「今こそ踏み切る時」 カンザスシティー連銀総裁

 カンザスシティー連邦準備銀行のジョージ総裁は29日、CNBCテレビのインタビューに応じ、金利を小幅に引き上げたとしても「まだ緩和政策は残る」と述べ、今こそ追加利上げに踏み切る時だとの見解を示した。緩やかな成長の中でも労働市場の引き締まりは続いていると指摘し、金融緩和の度合いを減らしていくことは可能だとの認識を示した。

 総裁は20〜21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ見送りの決定に反対票を投じた3人のうちの1人。0.25%の利上げを主張しており、インタビューでも「1%に満たない政策金利は依然として緩和的だ」と訴えた。(共同)