Thursday, May 07, 2020 10:12 AM

百貨店、外食は休業継続 要請緩和地域で再開検討も

 全国展開する百貨店や外食チェーンでは政府の緊急事態宣言延長を受け、7日も臨時休業や営業縮小を継続する企業が大半だった。各社は新型コロナウイルスの感染拡大が止まっていないとして慎重な姿勢だが、休業要請が緩和された地域を中心に営業再開を模索する動きが出ている。

 そごう・西武は7日、これまでと同様に全15店舗で食品フロアのみが営業した。ただ特定警戒都道府県以外は「自治体の要請内容を踏まえて店舗ごとに営業範囲の拡大を検討する」と説明。早期に他フロアを再開する可能性がある。

 三越伊勢丹ホールディングスも全館休業、食品フロアのみといった営業態勢を続けたが、首都圏以外では自治体の要請を考慮し、各店が再開時期を判断していくという。(共同)